梅雨前の気持ち良い風が吹く中、愛知県知多半島にある野間大坊に行ってきました。
野間は源頼朝の父義朝の終焉の地での野間大坊というお寺に彼のお墓があります。息子の頼朝も京に向かう途中で参拝したとのことです。
義朝、頼朝、義経の凛々しい絵です。
野間大坊の本堂。澄み渡った濃いブルーの空が爽やかな風を運んできて、とても清々しいです。
源義朝のお墓の入口。
騙されて入浴中に殺されたとのことです。無念だったでしょう。
お墓には木刀を模した木が積み上げられています。願いを叶える武将として小太刀を供えています。
織田信長の子織田信孝も近くの寺で亡くなったようです。源義朝と織田信孝のお墓に丁重に手を合わせます。
義朝の首を洗ったという血の池があります。国に変事が起こると赤く濁るとのことです。
料理旅館が近くにあって泊まれる場所もあるようです。
弁財天や出世神社などに参拝した後の返り際に突風のような凄まじい風が吹いてきました。以前、中村芝翫さんの話でも書きましたが、このようなときは神様がいらっしゃっています。
音吉という日本人で初めてロンドンを訪れて聖書を翻訳した方のお墓もあるそうです。
静かな集落ですが、歴史上の人物と縁のある興味深い場所でした。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でもオンタイムの内容ですので興味のある方はオススメの場所です。
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