御霊供養
故人の気持ちをお伝えする御霊供養
供養と聞くと、しばしば多額のお金を取られたり、宗教会員にさせる一つの手段として使われるということを耳にします。
実際、私どものところに来る相談者の方も、他の寺院で1回1人の供養に数百万円を支払ったという話を聞いたりします。完全にビジネスとしての供養と言えるでしょう。
私たちのところでは、御霊供養は単なる形式的なものではなく、あの世で故人が抱いている「心の残り」や「未練」をお伝えする場としての供養を行っています。それほど高額な供養代も頂きません。亡くなられて月日が浅い方は、あの世で各々が定められた安住の地に向かって新たな修行の旅に出発します。それは、「あの世における修行の旅」と呼ばれ、いつ果てぬか分からない野原を一人ただひたすら黙々と歩くものと言われています。
しかし、その修行の旅で障害になるものがあります。それは、自分が現世で抱いた「心の残り」や「未練」です。亡くなった方が生前に抱いた心残りや未練(私どもはそれを「言い分」と呼びます)が多ければ多いほど、また、深ければ深いほど現世への未練があの世でも残り、それが重荷となって歩みが遅くなり、安住の地へ行くことが遅くなり、いわゆる「成仏」するのが難しくなります。その「心の残り」や「未練」を取り除いてあげるのが、私どもの御霊供養となります。
供養と徳分
そのため、私どもの御霊供養では単に淡々と儀式を形式的に行うのではなく、【亡くなった方の言い分を依頼者の方に伝えること】を行っています。それにより、亡くなった方の心残りや未練を汲み取り解消し、あの世で背負っている重荷を軽くしてあの世での旅路が進むように手助けをします。そして、現世で亡くなった方の言い分を聞いた依頼者の方は、その善なる行為により「徳分」を亡くなった方から頂きます。それは「徳分の貯金」と呼ばれており、その徳分が多ければ多いほど現世であるこの世、そして更には、死んだ後のあの世の幸せにまで影響を与えてくると言われています。
実際にご供養を定期的にされている方は、自然と身体の調子が良くなったり、家庭が円満になったり、事業が上手く行くようになったりとしていきます。
ある方のご供養の例
ある方のご両親を供養したときのお話をしたいと思います。
その方は離婚したばかりで、仕事もうまくいっていない状況でした。ご両親の霊をお呼びしてご供養をしている最中、パッと【河原に立ってお腹から血が出ている男性】の姿が霊視で見えました。そこでその方にお父様はどのように亡くなったのかお聞きしたところ、「父親は知人と揉め事があり河原でお腹を刺されて亡くなった」とのことでした。霊として出てこられたお父様は、突然の死に心の整理がつかなくてあの世でも未練があったが、供養をしてもらったおかげで気持ちが楽になったとがおっしゃられました。また既に他界していたその方のお母様の霊も現れて、【真っ赤な口紅を塗って、赤いハイヒールを履いてる姿】で出てこられました。その方がおっしゃるには、母親が目一杯オシャレをしている姿がそのような格好でしたとのことでした。それを聞いて、お母様もご自身が一番華やかなで楽しかった瞬間の姿で出てこられたのだとお伝えしました。その後、その方は何回か供養をされて、いまでは娘さんとのんびりと平和に暮らしております。
また別の方の例のお話もしたいと思います。
その方は息子さんが不慮の事故で亡くなってしまい、すでに旦那さんとも離婚もされていました。息子さんが若年で亡くなってしまったので、非常に残念で、ぜひ供養をしたいとのことでした。息子さんのご供養をすると、息子さんの霊が現れました。現れた息子さんの霊にこちらから何か希望はありますかと聞くと、おもむろに「コーラを飲みたい」と言ってきたので、その方に「息子さんがコーラが飲みたいと言っていますが、好きだったのですか?」とお聞きすると、その方は「そうです。息子はコーラが大好きでした。」と答えました。そして、その方は、急いで近くのコンビニでコーラを買ってきて、神前にお供えすると、息子さんの霊は「非常に美味しかった」と満足気に言い、「お母さんにもお母さんの人生があるから、もう僕のことは大丈夫だから新しい人生を歩んでください」と言いました。そのことを、その方にお伝えすると、息子がそう言っているのであれば、そうしますということで、その方はしばらく経ってから別の方と再婚して新しい人生を歩むことにしました。
このように、形式的な「形だけの供養」ではなく、あの世の人間とこの世の人間の間を取り持つことで、お互いの幸せを願うことが私たちの供養となります。
水子供養
哀れな魂を慰める水子供養
水子供養では、はかなくもこの世に誕生することができなかった水子の御霊を神式の作法に則り丁重に供養いたします。本来であればこの世で両親の温かい愛情を受けて生の喜びを味わう幼き魂が、ひとりあの世で行く先も定まらず延々と彷徨っているのが水子の御霊です。
水子供養では、まだ幼き魂がゆえに自分で行くあての見当がつかない哀れな水子の御霊を神様が手を共にたずさえて共に行くべきところへと導きます。そして、無事に供養された水子の御霊は感謝と敬慕の念であなたに「徳分」を授け、さらにはさまざまな災いごとからご家族、特にお子様がいる方はそのお子様に降りかかる災いごとから護ってくれます。
命あるものを大切にして忘れないという気持ちが、幸せへと導く第一歩となります。
土地家屋のお祓い
土地の神を鎮め、邪気を祓う
土地には人が住む以前より「地の神」様が宿られていて、この「地の神」様を適切に取り扱わないと、さまざまな災厄を引き起こす原因となります。
たとえば、家庭内の不和、不慮の事故や病気、不審死などの原因となります。それを防ぐために、地の神様にご挨拶をし、家屋を清めることで、災厄や禍事が起こらないようにします。
厄祓い祈願
厄祓い祈願
厄年は一生のなかでも、大きな変化を迎えて、災厄が起こりやすい年とされています。その年にあたっては、神様のご加護により災厄から身を護っていただくため、厄祓いをおこないます。厄年の年齢は数え年です。
※生まれた年を一歳と数えます。
男性では、25歳・42歳・61歳
女性では、19歳・33歳・37歳
となります。
令和4年(2022年)厄年年表
男性 | 女性 | |
前厄 |
平成11年生(1999年) 24歳 昭和57年生(1982年) 41歳 昭和38年生(1963年) 60歳 |
平成17年生(2005年) 18歳 平成 3年生(1991年) 32歳 昭和62年生(1987年) 36歳 昭和38年生(1963年) 60歳 |
本厄 |
平成10年生(1998年) 25歳 昭和56年生(1981年) 42歳 昭和37年生(1962年) 61歳 |
平成16年生(2004年) 19歳 平成2年生 (1990年) 33歳 昭和61年生(1986年) 37歳 昭和37年生(1962年) 61歳 |
後厄 |
平成9年生 (1997年) 26歳 昭和55年生(1980年) 43歳 昭和36年生(1961年) 62歳 |
平成15年生(2003年) 20歳 昭和64年生(1989年) 34歳 平成元年 ( 〃 年) 〃 昭和60年生(1985年) 38歳 昭和36年生(1961年) 62歳 |
前厄、本厄、後厄の厄祓いをして、身に降りかかる災いから護り、明るく健やかに過ごしましょう。
御守り
交通安全・心願成就・厄除方位除・家内安全・仕事成就・商売繁盛・安産・病気平癒
各種祈願祈祷とともに、魔除けの効果がある天界(神様の世界)の言葉が封印された神聖なお守り・お札をお渡ししています。
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遠方等の理由で来れない方にも執り行っています。
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