鳥居で一礼

どの神社にも必ずある鳥居。鳥居は神域と外界とを分ける門の役割を果たしています。

神社に参拝するときは、鳥居の前で一礼して参拝します。

先日、相談者の方から

「鳥居の前で一礼をするのは、神様へのご挨拶だと思っているのですが正しいですか?」

という質問がありました。

そこで、その方には、

「鳥居の前で一礼するのは神様へのご挨拶という意味もありますが、さらに、神社の鳥居には、お祓いを専門に行う神様がいらっしゃるため、お祓いをしていただくために頭を下げるという意味もあります。」

とお答えしました。

鐘馗の画

鳥居には、神社の入り口であり神域と外界を分ける門の役割があります。そして、その門には、神社に入るすべての人間や物を祓い、不浄なものを清浄にする役割もあります。

そのため、鳥居にはお祓い専門の神様がいらっしゃって、神社に入ってくる画らゆる人や物をチェックしてお祓いをしています。

今は亡き先師と一緒に諏訪大社下社に行ったときは、鳥居の上に鐘馗のような風貌の神様がいて、私たちにお祓いをしている姿を見せてくれました。

このように鳥居は神様と人間との世界を分ける門の役割するとともに、神様がお祓いをする場所でもあります。神社に参拝する際は、一度、鳥居の前で止まり、頭を下げて神様のお祓いを感謝の念でお受けされると一層有難みも増すことと思います。

(終わり)

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