腰痛地蔵さまのご利益
前回、発心門王子から熊野本宮大社までの熊野古道を歩いたお話をしました。そのときに起こった腰痛地蔵さまの不思議なご利益をお話します。
実は、わたし補佐が熊野詣に行く1週間ほど前から大先生が腰痛になってしまい、歩くのもやっとのことで何をするにも通常のようにはいかない状態でした。そして、わたし補佐が熊野詣に行っている間もそのような状態が続いていました。
そのような状況のなか、前回の熊野詣3でお話しした腰痛地蔵と呼ばれるお地蔵さまあるのを見つけました。
「ちょうど腰痛地蔵さまがあるとは何というご縁だろう」
と思い、大先生の腰が治るようにとお地蔵さまの前にお賽銭を置き祈念しました。
そして、
「今頃、腰痛地蔵さまのご利益で大先生の腰痛も治っているね」
と同行者に冗談交じりに言って、またそのまま歩き始めました。

そして、翌日、旅行から帰宅して大先生に腰痛地蔵で祈念したことを話すと、実は昨日の朝から腰の痛みがすっかりと消えているんだとのことでした。
それは腰痛地蔵さまのご利益に違いないということになり、神様にお聞きすると
「腰痛地蔵のご利益のおかげだ」
とのことでした。
熊野詣のパンフレットの一文には、医学の発達が乏しい昔の人々が最後に頼れるのは神仏だけだったので、病気を治したいという一心な思いは私たち現代人が想像できないものだったと書いてありました。
病気怪我の治療を神仏に祈るというのは一見なんの科学的根拠がないかもしれません。しかし、考えてみればわたしたち自身、自分の身体についてまだまだ分からないことが多くあり、いまだ現代医学や科学では完全に解き明かされていない未知のものです。
わたしも先々月に尾てい骨を打撲して歩けないぐらい痛かったのですが、一畑山薬師寺に参拝したら嘘のように痛みが引いて急速に治りました。
また、長きに渡ってご相談にいらっしゃる方の中には、一時は命も危ないと言われていたガンが奇跡的に落ち着き、今も普通に日常生活を過ごしていらっしゃいます。
まずは医学的にベストな治療することが何よりも大切なことですが、さらに神仏に対して一心に祈念することの可能性をあらためて学んだ不思議なできごとでした。
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