三輪山・大神神社での不思議な体験

このブログでは、当相談所の副師である三輪幸光が、今まで見聞きした不思議な出来事や日々の所感などについて紹介していきます。

新ホームページにリニューアルした第1回目は私が実際に体験した三輪山での体験をご紹介します。

大神神社参拝と三輪山登拝

大和国の一宮である奈良県桜井市の大神神社は、県内外より篤い信仰の対象として崇められています。大神神社は日本最古の神社の一つともされており、背後の三輪山という山自体が御神体ということで知られています。

三輪山周辺は日本の歴史上においても興味深い場所で、麓には橿原遺跡という古代の遺跡が発掘されています。古事記や日本書記によると、初代神武天皇は三輪山の麓で日本の建国を宣言したとされています。一説には橿原遺跡は、邪馬台国の女王卑弥呼が住んでいた宮殿跡ではないかとも言われています。

また、現在は三重県にある伊勢神宮も本来、三輪山の麓にあったとされています。現在でも「元伊勢 檜原神社」という名前でその痕跡が残っています。このように三輪山周辺というのは日本の神話や建国の歴史と深い縁がある土地柄です。大和朝廷の時代では、信仰の対象として三輪山を崇め、麓には都が置かれました。そして、三輪山を中心に多くの神話や物語が生まれました。そういう意味では三輪山は現在に繋がる日本国発祥の地と言えるでしょう。

元伊勢「檜原神社」

そのような歴史ロマン溢れる場所にあるのが三輪山ですが、誰でも三輪山の頂上までお参りすることができます。「登拝」と呼ばれ、昨今ではパワースポットとして、多くの若い女性が登拝に訪れるのも目にします。

参道

そんな三輪山にご縁があり年に1回は登拝をしてきましたが、2018年の初夏、ある程度のまとまった時間が取れたため、三輪千鶴主師と私は2泊3日で訪れることにしました。

三輪山頂上での不思議な出来事

1日目は名古屋から奈良への移動で終わりました。

2日目の早朝に大神神社にお参りして、さらに奥の登拝口の前にある狭井神社へと向かいます。まずは社務所で登拝の手続きをしてから入山します。三輪山は約460メートルのそれほど高い山ではないですが、急斜面な山道なので想像以上に大変です。

登り始めて20分のところにある滝で身を清め、軽く小休止をして出発し、約50分ほどで頂上につきました。頂上には小さな神社と、さらにその奥に神様が降りてきたという磐座(大きな石)に参拝して、1回目は下山しました。昼を挟んで午後にもう一度登拝をし、その日は2回登拝をして一日を終えました。

翌3日目の朝、前日と同じく、社務所で登拝の手続きをして入山します。遠くに先を登る人が見えたので、その人を追うような形で登り始めました。

参道から三輪山頂上を仰ぎ見る

さすがに3度目なので体も慣れてきたのかスイスイと登れます。まるで羽が生えたように体が軽いのでとても不思議に思いましたが、後から思えば神様が呼んでいたのかもしれません。

あっという間に頂上に到着して、まずは頂上の神社にお参りをしました。頂上の神社にお参りした後、さらに奥の磐座が集まる場所へ向かいました。奥の磐座へ到着すると、前方を歩いていた人がお参りをしていたので、木陰で休んで待つことにしました。

しばらく経つとその人はお参りを済ませて、もと来た道を戻っていきました。
ひとりになったので、

「さて、ではお参りしようかな」

と思い、磐座の前に立ち、お賽銭を入れて、二拝二拍手一拝をして頭を下げていると、突然、耳元1センチぐらいの距離で

「ブーーーーン」

とカナブンかハチのような謎の虫の羽音が聞こえてきました。

耳のすぐ裏あたりで鳴っているので、最初は蚊が耳元にいると思い、手でパッパッと払ってみましたが一向に音が鳴り止みません。

すぐ耳元で音が鳴っているのに、おかしいなぁと思ってあたりを見回してみましたが、やはりそんな虫はまったくいません。しかし、ずっと耳元で音は鳴っているので、なんかおかしいと思いつつ、ちょっと離れたところで腰掛けながら休むことにしました。

しばらく音がなるのを聞きながらボーっとしつつ、ふと斜め上を見上げてみると、地上から3メートルぐらい木々の間にに小さなカナブンみたいな黒い虫が羽ばたいているのが見えました。

耳元で鳴っているにしては距離感がおかしいと思いましたが、他に音の原因はないのであの虫の音に間違いないと確信しました。見ている間も微動だせずこちらのほうを向いて空中停止をしています。虫にしては妙だなとも思いつつ、疲れも回復してきたので、磐座のある場所を離れて元の来た道を戻ることにしました。

立ち上がってその虫の下を通過し、木々に囲まれた道へと歩み始めました。さすがに鬱蒼とした木々に囲まれた道を歩いて離れれば、虫の羽音も止むだろうと思いましたが、不思議なことに一向に羽音が止みません。頂上の神社まで戻る50メートルくらいの道すがらもずっとブンブンと羽音は鳴り続いています。さすがに、これは単なる虫の羽音ではないと思い始め妙な感覚を感じてきました。

頂上の神社に到着して、下山前に最後のお参りをしようと社殿前の鳥居に向かって立ち、手を合わせました。
何気なくふと顔を横にむけると、なんと先ほどの黒い虫が、

「ブーーーーーン」

と音をたてて、鳥居の横でこちらを向いて空中で羽ばたいていました。

神様の化身

頂上の神社の前で二拝二拍手一拝をする間、そのカナブンのような黒い虫は鳥居の真横でこちらを見るように空中で微動だにせず停止しています。

お参りを終えた後も、その不思議な虫をずっと眺めていましたが、ずっと同じ位置で羽ばたいています。さすがにこれは単なる虫ではないと思い、「これは三輪山の神様かそのお使いでないか」と思いました。しかも不思議なことにその虫と対面している間、登拝者はだれも登って来ません。

さて下山しようと頂上の神社の前から離れると、やはりその不思議な虫は頭上数メートルの位置を保ちつつ羽音を立てて後をついてきます。もはやこの時点でその虫は神様であると確信をしました。そしてしばらく歩いて、林のなかに入ると自然に音は消えて聞こえなくなりました。

下山をして、大神神社の社務所で待っていた主師に早速この不思議な虫お話をしました。主師三輪の大神様にお聞きすると、

「その不思議な虫は”神の化身”」

と伝えられました。

そこで私たちやはり神様だったのかと思いました。

当主が待っている間にも不思議なことがあったそうで、大神神社の境内周辺を歩いていると、笏を持った真っ白な衣冠束帯姿の行列が後をついてきたようです。もちろん他の人には見えませんが、ぞろぞろと主師の後を追うように境内の中を共に歩いたとのことでした。三輪山の神様たちが私たち二人が帰る最後の日にご挨拶しに出てこられたということです。

大美和の杜展望台からの眺め
大和三山・二上山・葛城山など大和盆地を一望

このように霊験あらたかな神社や霊山とよばれる山では不思議な現象が起こることがあります。特に三輪山は古事記や日本書紀の時代から神様と関わりのある不思議な話が多く出てきますので、神話の話も本当にあったのかなとロマンが広がりますね。

以上、お付き合いいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。

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