霊に憑りつかれた相談者様
今回は旅行先で霊に憑りつかれてしまった相談者様のお話をさせていただこうと思います。
沖縄旅行
ある相談者様から、近々家族と沖縄旅行に行くけれども何事もなく帰ってこれますかというご相談がありました。
大先生が御神示で霊視してみると旅行先で霊が憑いてくるのが見えたため、その方には
「無事には帰宅できますが、旅行後に何か身体に不調を感じたらまた来てください」
とお伝えしました。
しばらく経って、その方が再度相談に来られると席に着くなり、
「沖縄旅行から帰ってきてから、肩が重くて体がだるいのですが、これは何か霊がついてきているのでしょうか?」
と尋ねられました。
現地で戦死した旧日本兵の未練
大先生が霊視をしてみると、背後に旧日本兵の帽子を被った兵隊さんが立っていました。
大先生はこの霊は恐らく沖縄で無念の想いを抱いて亡くなった兵隊さんに違いないと思い、その兵隊さんに向かって、
「あなたはどうしてこの人に憑いてきたのですか?」
と問いかけました。
そうすると、その兵隊さんは、
「私は沖縄で戦死したのですが、どうしても父母が住む故郷の本土に帰りたいという思いでこの人に憑いてきました」
と答えました。そこで、
「どうしたらあなたはこの人から離れて未練なくあの世へと旅立てますか?」
と再び問いかけました。
その兵隊さんは
「親にはもう会えないので、どなたか自分の親代わりとなっていただき弔ってほしい」
と答えました。
御霊の供養
そこで、相談者様に、その兵隊さんの親の代わりになって御霊を弔ってあげるかを聞いたところ、これも何かのご縁のということで私が親の代わりとなって弔いますとおっしゃりました。
その後、御霊供養を執り行い、無事にすべてが終わると、その兵隊さんが現れて大粒の涙を流しながら、
「ありがとう、ありがとう」
と何度も感謝の言葉を唱えて、すぅーっと消えていきました。その後、その相談者の方の肩の重さや身体のだるさも自然となくなりました。
過去に不遇の死を遂げた人がいる場所や建物にはこの世への未練を断ち切れず成仏できない霊がいることがあります。不用意にそのような場所に行くと霊が憑いてきてしまい、肩の重さ、だるさ、頭痛などの身体の不調や予想外の不運を招くことがあります。
今回の相談者様の場合は、霊からの切な願いで供養をしました。その場合、相談者様の徳に繋がることになり、まわりまわってご自身の徳があがり良い
しかし、基本的にはなるべくそういういわくつきの場所に行かないことが肝要です。
自分でも霊を祓う方法
知らずにいわくつきの場所に行ってしまったとき、また身震いや頭痛などの体調に何か違和感を感じたときは、「祓え給い、清め給え」を三度お唱えいただくだけである程度のお祓いの効果があります。
またどうしても体調が悪くて病院に行っても原因がはっきりしない場合は(何よりまずは病院に行って頂くのが先決ですが)、霊障が原因という可能性もありますのでまずは一度ご相談ください。